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パソコンライフ 第211回  2016年2月号PC Life 211  2016/2/1

目撃! 最も恐ろしいウイルス感染の現場を

パソコンサポートでアピールしていることは、「安心して下さい、パソコンPハウスが付いてますよ♪」です。ただ、残念ながら、我々でもお手上げのケースはいくつかあります。例えば、ノートパソコンのメインボード(基板)が故障してしまうと、当店では手が出せないことがありますし、ハードディスクやUSBメモリーなどで物理的な故障の場合には、データ救出が不可能なこともあります。

 さて、この目撃では、私が少々トラウマになるくらいの衝撃を受けました。パソコンの不具合やウイルス感染をケガや病気などに例えるとしたら、この最悪なソフトは、即死と言っていいかと思います。 言うまでもないですが、パソコンが壊れてしまっても、最悪データが残っていればいい訳です。パソコンは買い直せば済みますが、写真やドキュメントデータはそうはいきませんね。日々のバックアップは非常に重要なのです。ところが、悪質なソフトの中には、従来のバックアップだけでは不十分といえるものが現れてきています。私も話には聞いて知っていたのですが、先日、二人のお客様のパソコンで実際に見た!のです。愕然としました。血の気が引きました。恐ろしいことです。

 ひとつは、あるフォルダーの中身がごっそりなくなってしまったということで、見てみると一個の圧縮されたファイルがありました。よく知られた圧縮ファイルではなく不正なソフトで作られたものでした。開こうとするとパスワードが求められました。大事なファイルがごっそりなくなってしまったのです。別の件では、ドキュメントフォルダのファイルが開けない、というので見てみるとファイル名が全くランダムな英数字となっていて、しかも開こうとすると、やはりパスワードが求められ、さらに開くためには金を払えと書いてあるのです。Word/Excel、写真や動画のファイルも同様にひとつも開けませんでした。

 これらのソフトは、ランサムウェア(身代金要求ソフト)と呼ばれます。ユーザーのデータを暗号化し読めなくし、復元のために身代金を要求するのです。送金したところでデータが戻ってくるという保証もありません。さらに、バックアップ用に繋いだ外付けハードディスクやネットワークドライブのファイルも読めなくなるのです。もう完全にお手上げです(-_-;) 会社だったら、業務は即完全にストップしますし、その後は・・・。

 定期的なバックアップは大事!さらに、そのディスクは、バックアップ時以外は切断すること! 私は朝一番に、いつものファイルが開けることを確認し、ホッとする今日この頃です。本当に大変な困った世の中です。

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