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パソコンライフ 第177回  2013年4月号PC Life 177  2013/4/1

ハード関連ビジネスからソフト関連へシフト

 大仰な今回のタイトルは、我が国が今後進むべき道だとも言われていますが、当店の生き残る道にも関係しているようです。デジタル技術やインターネットの進歩による社会システムの急激な変化で多くの問題が多方面で生まれていますが、当店にも小さいながら悩みがあります。それは、パソコンの性能、品質が向上し故障しにくくなってくることで、パソコン修理業として成り立たなくなってくるかもしれないからです。今現在は、まだ消耗部品も多く、特にハードディスクは寿命で壊れるので一定の修理需要はあるのですが、それも次第に減少傾向にはあるようです。ですから、車に車検があるように、パソコンにもセキュリティー検査をパスしなければ使用禁止というような“パソ検”なる制度を国が導入してくれればなあ、と思ったりもします。それは冗談としても、壊れにくい上に、さらに修理できない構造や小型化、部品構成になりつつあるのです。超薄型タイプだと、外ケースを開けるだけでひと汗かきますし、同時に壊れやすいので冷汗も出ます。また、やっと開けられても見慣れた標準パーツが減ってきていますのでお手上げのこともあります。

 さて、部品の故障やウイルス感染などによる修理以外でもパソコンのトラブルは多いわけです。セットアップできない、ネットにつながらないなどのトラブル、ソフトの使用方法がわからないなどのトラブルなど数えきれません。タブレットにシェアを奪われつつあるパソコンですが、我々の商売は長い目で見てソフトへ移行しなければならないのは明らかです。かつてテレビ・ラジオの修理業が半導体の集積回路によってあっというまに消滅したように、パソコンの修理業も10年後くらいには激減しているかと思われるのです。

 ただ、我々の行っているパソコン関連のビジネスとしては、トラブル解決、ソフトの指導、有効利用のアドバイス、それとソフト作成などが今後の使命となるのでしょう。お客様からの要望には様々なものがありますがそれらに十分に応えていこうと考えています、逆に、街の商店主さんからのソフトの需要を掘り起こすという難しいテーマもあるのです。

 パソコンは計算機として誕生し発展してきました。しかし、今や計算したり判断したり、工場で物を動かしたり制御したり、データを管理するためだけではなくなっています。スマホ、タブレットも含めて、パソコンに近いデジタル製品全般を広い意味でサポートしていくビジネスがこれから重要です。ですので、現在の「パソコンPハウス」は、何年後かには「デジタルDハウス」に店名変更しているかもしれませんね。

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