松戸パソコン修理専門店・松戸パソコン修理Pハウスです。パソコンのことなら何でもお任せください。

　“パソコンのことなら何でも！”というキャッチコピーで始めた「パソコン相談室」は、その後「パソコンＰハウス」と名前を変え、今年で17年目を迎えております。色々なお客様と接することで、様々なトラブルを目の当たりにする訳ですが、その意味では世界企業であるMS社やＡ社などよりも、そしてどんなパソコンのハードまたはソフトメーカよりもこの小さな我々の方が遥かに末端のユーザの実情をよく把握しているのではと思うのです。つまり真の初心者のことを理解した上での接客をしていると自負しています。

　さて、お客様からは日常的に以下のような大きく２つの質問が投げかけられます。ふたつは異なる次元のことかもしれませんが、ひとつは修理、もう一つは指導についてです。

　「パソコンが起動しなくなりました。修理代はいくらしますか？」依頼時には真っ先に概算金額を知りたいのはやまやまでしょうが、パソコンの場合は少し難しい事情があります。機械的なパーツの多い自動車や簡単な家電製品の修理などは、壊れたり調子の悪い箇所を言うと大体の見積りが出るわけです。それは、パーツ代と交換・調整の工賃の合計で算出できるわけですが、パソコンのようなデジタル機器、しかもトラブルにソフトが絡んでくると、まずその原因追及からして困難になり、実機を十分に見てもないうちでは、かなり大雑把な見積りしか答えることができないのです。電話では尚更です。しかも、それは原因の箇所によってそれぞれ幅を持った見積りになるのです。修理するか新品に買い換えるかの判断にもなるので、お急ぎだとは思いますが、じっくり事情を説明させてもらってからの修理を心掛けております。

　「パソコンを習いたいのですが、何時間くらいで習得できますか？」ということで、多くは費用面も同時に知りたい訳です。長年この仕事をやっていると、このお気持ちも痛いほどよくわかります。しかし、このレッスンについては、究極的に難しいテーマかもしれません。その方のプライドを傷付けないようにと気を配りますが、本音を言わせていただくと、“それはあなた次第です”となります。それは、適性を含めた能力という意味です。頭脳明晰で理解力もあるのに、パソコンの操作については一向に頭に入らず、ずっと同じところで苦しんでいる、という方がいらっしゃいます。こうなると、もうパソコン（だけ）には向いていませんよ、と言ってあげたくもなります。また、英会話や楽器演奏のレッスンと同じで一生懸命に練習して上達も可能なのですが、悲しいかな、必ずしも皆がある一定のレベルに達する訳でもないのでして…。