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パソコンライフ 第175回  2013年2月号PC Life 175  2013/2/1

悪いのはパソコンで、あなたではない!

 実は、以前にも同じテーマで書きましたが、大事なことなのでもう一度取り上げます。

 パソコン初心者の方はよく、「変な操作をして壊したらどうしよう。一緒に使っている家族にも怒られるし…」といった不安を訴えられます。でもこれでは、いつまでたってもパソコンに慣れませんし、上達もしません。

 パソコンが突然動かなくなったとしても、それはユーザーであるあなたの責任でありません! 悪いのは作った側で、“ あなたの使い方”が悪いわけではないのです。

 パソコンに水をこぼしたとか、落として壊したというのは論外ですし、ハードディスクなどが寿命で壊れるのも、操作とは無関係です。そうした原因がなく、通常の操作をしている状態でパソコンが壊れるということは、まずありません。壊れたように見えても、実際は再起動すれば直ります。

 ですから、もし操作中に突然パソコンが動かなくなり、次に何をすればよいのか分からない状態に陥ったとしたら、それはそのソフトやウェブサイトを作った人、デザイナーやプログラマー、あるいはメーカーが悪いと考えてください。

 フールプルーフ(fool proof)という製品設計の考え方があります。直訳すると「馬鹿避け」となり、たとえ間違った操作をしても、問題が起こらないようにするための安全設計上の用語です。これには、ポカミスやうっかりミスを防ぐ方策も含まれます。

 つまり、市場に流通する製品は、予想されるリスクを十分に考慮した設計でなければいけないのです。故に、パソコンも操作するあなたが悪いのではないといえるわけです。

 操作ミスで停止(フリーズ)などされては困ります。間違った操作をしても、すぐ正しい操作画面に戻る設計であるべきですし、その前に、初心者にも分かりやすい表示やボタンであるべきなのです。色、形、画面上の位置などを十分に考慮し、間違えようがない状態に作られていなければといけないのです。こうした考え方は、基本的にソフトやWeb サイトのユーザビリティー( 使いやすさ)につながります。

 一方、操作上のことではありませんが、ウイルス感染は、もしかするとあなたが悪いのかもしれません。感染を防ぐためにセキュリティソフトを入れて常時チェックさせていなかった結果、と考えられるからです。ただ、仕組み上、ウイルス感染に対応できないWindows やMacOS などの基本ソフトが悪いと言えなくもないのですが…。

 最後に、アダルトサイトを閲覧してワンクリック詐欺に遭ったら……それはあなたの責任です! 閲覧の可否はさておき、正しい知識と対応法は知っておく必要があるからです。

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