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パソコンライフ 第145回  2010年8月号PC Life 145  2010/8/1

車、家電、パソコン、それぞれの修理の違い

 サブタイトルを付けるとしたら「パソコンの修理をメーカーや量販店に出すデメリット」になるでしょうが、少し柔らかくしてみます。

 車は十分に安全設計されていますし、車検制度もあるので、普通に乗っていれば滅多に故障しません。まして勝手に暴走することもありません。一般家電ももちろん安全基準に則って設計されていますし、初期不良は別として、忘れたころにしか(それが寿命?)壊れません。熱を発する、光る、回転するといった類の部品には必ず寿命があり、壊れたら買い換えた方がお得というのが普通です。

 ところが、パソコンは少し事情が違います。どんなに丁寧に使っていても、勝手にフリーズ(暴走)したりします。パソコンには故障する要因が多くあります。高速回転しているハードディスクなど消耗部品は、データが入っているだけに壊れたら大問題ですし、インストールされているソフトには多かれ少なかれ何らかの不具合があるからです。不具合そのものでもあるウイルスも厄介です。

 さて、車が壊れたら街の修理工場かディーラなど修理設備のある所に持っていきます。家電の場合は、ひと昔前なら回路図を見ながら直す街の修理屋さんもあったようですが、最近はそれも無理になり、やはりほとんどが販売店経由でメーカ修理となるでしょう。

 ところが、パソコンはメーカに出すメリットはほとんどないのです。もちろん一部の部品はメーカ特有のものがあるのですが、大多数の故障原因はハードディスクやソフト関係である場合が多いので、メーカに出すことは逆にデメリットになるのです。量販店の修理コーナーに出すのも同じ理由でお勧めできません。多くの場合、少し見てから「では、初期化して購入時の状態に戻しましょう。中のデータはなくなってしまいますがよろしいでしょうか?」ということになるようです。1台1台時間をかけて診断し、修理していたのでは採算が取れないからでしょう。

 パソコン修理では高価な検査装置や冶具や工具、専門ソフトが必要なわけではありません。逆に、メーカにその機種特有のテスト装置があって完全に直すことができるということでもないのです。必要なのは、豊富な実績を積んだパソコンの修理スタッフなのです。

 我々のような街のパソコン修理屋は、メーカや量販店の修理とは方針が大きく違います。お客様のデータ保持と使用環境の再現を最優先します。修理の前にはハードディスクのバックアップを取りますので、最悪、パソコン本体が修理不可能となっても、データだけは救えるわけです。また修理期間は当日から数日が多いので、メーカの数分の1でしょう。

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