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パソコンライフ 第143回  2010年6月号PC Life 143  2010/6/1

パソコンの自動運転で仕事を楽しよう!

 人が意図した通りにパソコンが勝手に動いてくれて自分の代わりに働いてくれたらどんなに助かることか…。まだ少し先の人工知能を持った秘書ロボット風パソコンの話ではありませんが、実は“勝手に”ということが具体化しているという話題です。例えば、ウインドウが次々と開いていきそれぞれに必要な入力をしてOKボタンを押し、処理を進めていくような自動処理のことです。

 パソコンを便利に使おうと思うのに、逆に見事にパソコンに使われてしまっている人たちを時々見ます。本来は自分が楽をするためのパソコンである筈なのにこれでは本末転倒ですね。パソコン初心者の方には敷居が高いテーマかもしれませんが、パソコンってこういう大変なこともできる、という話です。

 まず問題としたいのは、本当は便利に使えるはずなのに特に理由もなく複雑なままにして表計算ソフトなどを使っている人がいることです。パソコンがその性能を発揮するためには、実は先にデータの整理方法を考えてあげないといけないのです。書類の整理学のようなことですが、パソコンが処理しやすい形にするために、仕事の内容や流れを変えるくらいの一大決心が必要な場合もあるのです。

 さて、意外と知られていないのですが、何か指令を与えたら自動でパソコンが次々と仕事をしてくれるという仕組みが最初からパソコンには備わっています。データ加工処理ソフトとしてはExcelとAccessが有名ですが、ワープロやエディタなどのソフトにもマクロと呼ばれる自動処理機能が付いています。マクロとは、“複雑な操作の手順をあらかじめ登録しておき必要なときに呼び出して実行させる”という機能ですが(キーボードマクロ)、さらに操作手順の登録だけでなくプログラミングもできます。(VBAなど) これにより単純な処理だけではなく、条件によって処理を変えていくことも出来るのです。

 ここまでは、各ソフトが独自に持っている自動処理機能なのですが、さらにそれらのソフトの土台であるWindows自身にも自動処理の機能が初めからあるのです。例えば、あらかじめ指定した銘柄の株価のグラフを次々に収集してファイルに保存する、という自動処理は実際に当社でも作成しました。

 膨大なデータの中から検索、抽出、加工、集計、統計など人間がやると数時間~数日以上かかるものが、場合によっては数秒~数分で処理できるかもしれないのです。各ソフトのマクロ機能(さらにVBAでプログラミング)とWindowsのマクロ(WSHといいます)やUWSCというソフトを駆使するとパソコンの仕事が非常に快適になる可能性があるのです。

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