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パソコンライフ 第141回  2010年4月号PC Life 141  2010/4/1

パソコンから考える職業病

 ほとんどの会社にはパソコンを使う職種があると思いますが、パソコン業という業種や職業はあるかと言うと微妙でしょうね。ところで、"職業病"をネットで調べるといろいろ考えさせられました。労働環境によるもの、作業環境によるもの、単に個人の不摂生によるものなど労災認定と絡めると難しい問題も多々あるようです。

 パソコンに関して言えば、プロの仕事から趣味の世界まで実に幅が広くて事情は様々ですが、いずれにせよ長時間労働による健康への影響が問題となるわけです。ソフトウェア業(プログラマーなど)の超がつく長時間労働による過労死、キーボードを打ち続けることによる腱鞘炎、また目の酷使による数々の眼病、それと私にとって最も身近なエコノミークラス症候群(旅行者血栓症)でしょうか。

 長時間同じ姿勢で座る航空機などで起り易いとのことですが、列車の長旅やオフィスワークでも注意が必要だそうです。下肢の静脈に血のかたまり(血栓)ができ、立ち上がったら血管が詰まって急死することもあるそうで、私は仕事場で…の可能性もあるわけです。そうならないまでも、少なくとも運動不足による不健康な状態は、いや職業病じゃなくて、怠惰、不摂生なのでしょうね。

 さて、別の意味で職業病という言葉も使われますが、私の思わずやってしまう癖としては、お店でパソコンを見つけると自然とコンピュータのアイコンを右クリックしてプロパティーでCPUやメモリー容量などを確認することです。経験や日頃の仕事で身体に染み付いた動作や思考が思わず出てしまうことがありますね。ここで、私の職業病の悩みのひとつを打ち明けますので聞いてください。

 私は仕事に対しては、その処理時間が気になって仕方がないのです。元々ソフト制作をはじめ多くの見積りは時間を基準に行われていますが、私の場合、細かい仕事だと分単位あるいは秒単位で計測したがるのです。一般的には、時間短縮=生産性向上=利益向上ということは正しいことなのですが、時には違うということもある筈だし、それを過度に他人に期待したりするすることはよくないことです。世の中の仕事の多くは効率性だけで動いていないのにと思いますが。

 パソコンでの業務効率化、処理の自動化については別の機会にしますが、職業病で本当の病気として一番怖いのはやはり電磁波ではないでしょうか。そしてよくない環境にいるのになかなか回避出来ない事情もあるわけです。パソコンでの労働環境やデジタルな情報社会は一見クリーンなイメージがありますが、そうではないかもしれないということです。

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