松戸パソコン修理専門店・松戸パソコン修理Pハウスです。パソコンのことなら何でもお任せください。

　日本のパソコンは世界でも類を見ない程高いと聞きます。高いものほどよく売れ、ブランドを重視する傾向は特殊なのでしょう。性能が高い＝価格が高いと言うことはできますが、逆は成り立たないのがパソコンの面白いところです。製品の市場が他のものと異なるからでしょうし、まだまだ開発途上にある製品からかも知れません。そもそも一般の家電と同じ目で見ること自体に無理があると思うのですが・・・。

　さて、パソコンが家電化され誰でも簡単に手軽に利用できるようになることは素晴らしいことですが、汎用的があるがゆえに本質的には専門外の人には難解なものであることは今後も続くでしょう。少なくともパソコンはコンピュータであり、ソフトを起動することにより色々な事ができるという汎用機器なのですから、それだけにトラブルも多いわけです。

　一般の家電製品は、値段の高いものは機能も性能も品質も同時に高いと考えてよいのですが、パソコンについては必ずしもそうではないというのが現実です。パソコンが高いのは少々高くても売れるからでしょう。わかりやすいのがソフトの値段ですね。特殊な目的のソフトや専門性の高いソフトは別として、よくある話ですが、何十万円もするソフトよりも数万円のソフトの方がはるかに優れているものもあります。極端な場合、あるジャンルでは無料のソフトの方がはるかに機能や操作性がよかったりします。

　パソコンでも同様なことが起きているようです。中古品をみるとよくわかりますが、３、４年前の高級な中古パソコンが新品の安価なパソコンより高いことがあります。しかも性能はその新品の安い方がよいこともしばしばです。この様な逆転現象が起きていることはよく覚えておく必要があります。

　もしかして、あなたは、高いパソコンは性能が良くて品質が良くて壊れにくい、と思っていませんか？　断言しますが、それはほとんどの場合で間違っています。特に、ノートパソコンの場合では、全く違うことが多いです。ノートパソコンはより小さく軽く薄く作られますので、それが品質に大きくマイナスとなっているように思えるのです。特に、放熱の問題は無視できません。内部で発生する高熱を外に効率よく逃がす方法や機構がうまく設計されていないものも見受けられます。パソコンは持ち運ばないのであればできるだけがっしりと大きめなケースのものを選ぶべきだと思います。デザインが凝っているもの(他よりも高いパソコン)は往々にして壊れやすいのです。

　使用目的や好みにもよりますが、高いのが良いとは限らないのがパソコンなのです。